私たちは生きていくために働き、その対価としてお金を手に入れ、生きていく上で必要な食べ物や衣類などを手に入れます。このような行為によって成り立っている経済を「実体経済」と言います。
それに対して、預金、株、先物取引、FXなどの投資行為などでお金だけが市場を動き、利益や損失を生み出していく経済のことを「マネー経済」と呼んでいます。
そのマネー経済ではデリバティブが中心になっています。デリバティブとは伝統的な金融取引から相場変動によるリスクを回避するために開発された金融商品のことです。
原油の先物取引もデリバティブでありますが、マネー経済で取引されている原油の流動金額は、実際にある原油の100倍以上にもなりました。
実態がないにも関わらず、デリバティブ取引でお金が過剰に動くことは、実際の物の価値を狂わす懸念があります。
純金積立もマネー経済の一部であり、このデリバティブ取引の影響を受けるため、実際の純金の需要よりも有事、米ドル、物価、原油、金融、為替、株式の影響で値動きします。
純金積立をしているとこの純金の価格の上昇が、純金の価値の上昇と勘違いしやすいですが、純金自体の価値は緩やかな上昇傾向にあるだけです。
そのため、短期間で相当の落差が発生しない限り、長期投資である純金積立では金価格に一喜一憂する必要はありません。10年、20年先を見据えた資産運用をしていきたいものです。
純金積立は田中貴金属工業や三菱マテリアル、岡藤商事などの専門会社が提供しています。